住宅街の一角に建つコートハウス型の住宅。中庭は開口部を通して一階のリビングと連続し、視覚的な解放感を与え、部屋の延長としても利用が可能である。二階の各個室は、それぞれが専用の外部空間持ちながら中庭に面して配置し、通風や採光などを有効に得ると共に、適度なプライバシーを保つよう開口部の調整を行っている。中庭の前面道路に面する部分には、タペストリー加工したガラスルーバーを設けて視線のコントロールを行い、日常的な通風の調整などの他、開放することで道路を取込んだ一体の空間となるように計画している。
所在地 | 茨城県取手市 |
共同設計 | プランツアソシエイツ |
構造設計 | T&Aアソシエイツ |
施工 | 清水建設 |
敷地面積 | 164.85㎡ |
建築面積 | 94.16㎡ |
延床面積 | 163.15㎡ |
構造 | 鉄筋コンクリート造、鉄骨造 |
規模 | 地上2階 |
photo by Toshiharu Kitajima