ミュージアムショップの博物館内での移設およびリニューアル計画。展示動線の最終地点に移設するショップは「最後の展示室」として位置付け、来館者が鑑賞の余韻を楽しみ、また、興奮を癒す設えとして、柔らかな間接光に包まれたニュートラルな空間を目指した。展示室と同様、天井が高く魅力ある無柱空間を損なわないことを念頭に、配置・陳列・照明計画が行われた。既存建物は「重要文化財」であるため、地震時における建物本体への損傷が無いように独立した構造とし、施工時においても細心の注意を払い安全性の高い施工計画を行った。
所在地 | 東京都台東区(東京国立博物館 本館内) |
設計監修 | 香取建築デザイン事務所 |
建築設計 | 石田設計室 |
構造設計 | ハーモニウス |
照明設計 | ライティング プランナーズ アソシエイツ |
施工 | 丹青社 大林組 |
改修面積 | 479.74㎡ |
竣工 | 2013年 |